発達障害がある子の子育てで、役立った本②
みなさま、GWはいかがお過ごしでしたか? 自粛期間なので、家で過ごされた方も多かったと思います。
わが家も、近所の商店街や公園のジョギングや散歩などくらいで、大人しく過ごしたのですが、それだけではちょっと退屈してしまうので、3家族でZoom飲みをやってみました!
大人と子どもも一緒だったので、人数が多すぎてワーワーギャーギャー💦まともな話はできない感じでしたが、、、画面ごしにお互い元気そうな姿が確認でき、子どもも大人もなんだかホッ…と心温まる楽しい時間でした。
発達障害のある子、話しかけ方、遊び方は、具体的にどうしたら…?
さて、前回に引き続き、今回も発達障害のある子の子育てで、役だった本についてご紹介します。
発達障害のことについて、大枠のことは理解したものの、具体的に息子(自閉症スペクトラム障害)とどう遊んだらよいのか? どう話しかけたら通じるのか? がわかりませんでした。
当時の息子は、とても興味の幅が狭く、一般的なおもちゃや遊びの誘いには、まったく興味ないという感じで、反応してくれなかったからです。公園に連れて行っても、遊具で遊ぶという感覚がなく、ただフラフラ徘徊するのみ。ミニカーやおもちゃではごっこ遊びは一切せず、ただひたすら整然と並べるのみ。
そんな時に、とても役立ったのがこの本でした。
■『発達障害の子どもを伸ばす魔法の言葉かけ』/自閉症療育アドバイザーshizu・著/平岩幹男・監修
反応が薄い子でも楽しめる遊び方、具体的な声かけの仕方、遊びの興味の引き出し方など、日々の欲しい子育て情報が書かれていて、とても役立ちました。著者で自閉症療育アドバイザーのshizuさんも、息子さんに自閉症スペクトラム障害があり、当時の子育ての葛藤なども書かれており、とても共感したものです。
shizuさんには、その後ご縁があって、取材させていただく機会も得ました(↓)。
◇発達障害の子どもが変わる、ABAの言葉かけアプローチとは?
https://woman.excite.co.jp/article/child/rid_E1513562995227/
よろしければ、ぜひご一読ください。
shizuさんには、この「オノマトペカード」のクラウドファウンディングにもご支援いただきました。
次回は、精神科医師・医学博士の本田秀夫先生の本や取材した記事をご紹介したいと思います。
※このブログはオノマトペカード製作者スタッフのみんなが交代で書いています。
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必要とされる方に、広く知ってほしいと思っております。もし必要としている施設などありましたら、ぜひご連絡ください。
また、カードへの感想、ご要望など、さまざまなご意見、お待ちしております!
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発達障害のある子どもの子育て。役立った参考本①
発達障害のある子どもの子育ては、別物の大変さ…
今回は、オノマトペカードの話からは、ちょっとそれるかもしれませんが、このオノマトペカード制作のきっかけとなった、発達障害の息子の子育てのことを綴りたいと思います。
このブログでは、もう何度も書いていることですが、私の息子は3歳の時に自閉症スペクトラム障害と診断されています。
私には2人の子どもがいるのですが、娘(健常)と息子(自閉症スペクトラム障害)の両方を育ててみて、発達障害の子どもの子育ては、まさに別物の大変さでした。
娘の場合は、2歳も過ぎると、ほぼ一人前のコミュニケーションができ、「まるで小さな大人だな~」と思ったことをよく覚えています。もちろん、それなりにイヤイヤ期も大変なこともありましたが、そのほとんどが、こちらが想像して理解できる範囲のものだったので、さほど大変だとは思いませんでした。
一方、息子の場合は、3歳になっても、まったくコミュニケーションが通じない。行動も、いくらなんでも、「男の子は元気がいいから」では済まされないレベル。言語も思考も通じない宇宙人を相手に、ただひたすら慌て、追いかけまわしているような日々でした。
早期に、自閉症スペクトラム障害(発達障害のひとつ)と診断されたことは幸いでした。
「脳機能の障害なら仕方ない。私のせいでも、息子のせいでもなかったわけだ。では、この子に関しては、育て方の考えを変えねば…!」と、切り替える良いきっかけになったからです(もちろん当時は、ものすごくショックも受けましたが)。
しかし、発達障害とわかったのはいいけれど、とはいえ、この宇宙人をどうやって育てたら良いのかわからない。娘の子育てとは別モノと考えた方が良いし、健常児を育てているママ友に聞いてもあまり参考にならない。
なので、息子の子育ては本に頼ることが多かったです。
そこで、当時とても役立った本や、実際に本の著者にインタビューした記事などを、少しずつこのブログで紹介したいと思います。
最初は、この本です。
■『もしかして、うちの子、発達障害かも!?』/岡田俊・著
題名の通り、1歳半~2歳の頃、「もしかして、うちの子、発達障害かも…?」と思って、検索しまくっていた時に行きついた本です。ネットでいろいろ調べていて、アマゾンでこの本に行き当たった時は、「ギクッ」として、正直買うのが怖かったです。
私は、この本で初めて発達障害のことをきちんと知ったので(それまでニュースなどでチラッと聞くことはありましたが、まるで他人事でした。今となっては申し訳ないことです…)、はじめて発達障害のことを知るにはとても良い本だと思います。
読む前は、「とにかく違ってくれれば…」と祈るような気持ちで読んだのですが、読み終わった後は、発達障害についての、私の変な偏見のような気持ちが消えたことを記憶しています。
この本で、発達障害の大枠のことは理解できました。
「でも、具体的に、日々どうやって遊んだり、コミュニケーションを取ったらいいのか?」
「日々の暮らしの具体的なヒントが欲しい!」と思うように。
そこで、次回は、発達障害のある子どもの子育てで、具体的な方法がたくさん載っていて参考になった本を紹介します。
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今はじっくり、ゆっくり
ずっと体調不良を訴えていた下の子に、意を決して初めて小児科クリニックの「オンライン診療」を受けてみました。
子どもの顔を見て、まず先生は「顔色がいいですね。表情もよさそう」。
子どもは3月の中旬くらいから、次々といろいろな体の不調を訴えて、最初は親の私たちも「まあ、気持ちの問題なんだろう」と思っていたけれど、あまり続くので4月の終わりに、ようやくオンライン診療に挑戦しました。
じっくり子どもの話を聞いて、「がんばりやさんなんだね。でも大丈夫だよ」と励ます一方、親には、「大人でも不安な状況。子どもはもっと敏感に不安になるもの」という説明をしてくれました。(やはり気持ちの問題という診断。ただ、気持ちであっても痛みは本当に感じたりするものだそうです)
ていねいに話しを聞いてくれて、必要なときに飲む痛み止めを処方してもらいました。
飲むかはわからないけれど、薬をもらっておくと安心感はあります。
最後に「いつでもまた質問があったら連絡してください」と、さらに安心な言葉を残してくれました。初めてのクリニックでしたが、親子ともに安心をもらいました。
先の見通せない状況で、大人も子供も不安になりますが、そんなときは何も考えず好きなことをやるのがいいのかもしれませんね。
今回、オノマトペカードをご購入いただいた方の中でも、もしかしたら、お子さんが興味を示さなかったりすることもあるかと思います。そういう時は、カードを使うことにこだわらず、お子さんの大好きなものにオノマトペを使ってみてください。
写真は、犬(知人宅の犬ですが…)の赤ちゃん。
本当は、わが家で犬を飼いたいのだけれど(アメリカでもコロナ禍でペットに関心を持つ人が増えているという話もありましたね)ここはぐっとがまんして、写真を見ながら、この子犬のかわいさを表すオノマトペを考えています。
ふわふわ、もふもふ、ほわほわ…。
みなさんも大好きなものでオノマトペを考えてみてください。
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東商新聞(4月20日号)にオノマトペカードを掲載していただきました!
私たち『まちとこ』は、女性ばかりの編集&デザインチーム。東京商工会議所なんて、一見無縁そうですが、実は会員なのです。
法人化しようかどうか、ずっと悩んでいた5年前、全くの別件で、久米繊維工業の久米信行社長を取材させていただきました。大学で起業を教えてもいらっしゃる久米社長に図々しくも相談した時に、いただいた貴重なアドバイスのひとつが「東京商工会議所に入る」ことでした。
東京商工会議所では、税金や法律、経営などの無料相談も受けられる上に、オノマトペカード制作では助成金の相談にものっていただきました。
実は、オノマトペカードが制作にいたるまでは、1年近く迷った経緯があります。
「このカードは絶対いい!世に出すべき!」と思ってはいたのですが、躊躇したのは
やはり採算面の目途が立ちにくいこと。そのクリアに(まだ完全にはクリアしていませんが…)大きく貢献してくれたのが、東京商工会議所から教えてもらった小規模事業者持続化助成金です。
そして、今回、東商新聞の「ビジネス伝言板」にオノマトペカードを掲載していただきました! 新聞を通して、私たちの小さな製品を多くの経営者の方にも知ってもらえたらうれしいです。
企画監修者の石上志保先生のお力はもちろんですが、辿っていくと、本当に多くの方に
助けられてカードが完成したなと改めて思います。
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おやつでオノマトペ!?
以前、「オノマトペ占い」というサイトがあることをご紹介しましたが、今回は、
「オノマトペでおやつを楽しもう」というプロジェクトのご紹介です。
サクサク、パリパリ、モチモチ…オノマトペのおやつたち
クラウドファンディングをしていた時、「オノマトペのおやつたち」というサイトを運営している、株式会社コネルの方からメールがありました。
■オノマトペのおやつたち
サクサク、パリパリ、モチモチ、カリカリ。美味しいものには楽しい音と、コミュニケーションのきっかけがある。食感を表す擬音語「オノマトペ」をテーマに、大人も子供も満足できる美味しいおやつシリーズ【オノマトペのおやつたち】。全国の生産者から届いた、栄養価が高く安心な素材を使い、食べることそのものを楽しめるおやつです。
ご連絡くれた方は、小さなお子さんを育てながらデザイン会社で働くママさん。自身の子育てにあたって、「自分の子どもに食べさせたいと思う、おいしくて健康的で楽しいおやつがない!」と思い一念発起、このおやつを企画したそうです。
同じくオノマトペの良さに注目しており、私たち『まちとこ』のオノマトペカードを見つけてくれました。
「欲しいと思うものはなかったら作ってしまおう」そういうところは、まちとこと似ているなぁと思いました。実際にお会いし、「オノマトペつながりで、イベントなどを一緒にできるといいですね!」という話で盛り上がりました。
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ところで、言語聴覚士ってどんな仕事なの?
オノマトペカードの考案者は、言語聴覚士の石上志保先生です。このカードを発行する際も、石上先生に監修いただきました。
同じように、全国各地のたくさんの言語聴覚士の先生方にご購入いただき、「活用しています」という、うれしい感想もいただいています。
ところで、言語聴覚士というのはどのようなお仕事で、どこで出会えるのでしょうか?
言語聴覚士は、ST(Speech Therapist)、スピーチセラピストとも呼ばれています。
国家資格で「話す・聞く・食べるのスペシャリスト」(日本言語聴覚士協会のHPより)。子どもからご年配の方々まで幅広い世代を対象に「問題の本質や発現メカニズムを明らかにし、対処法を見出すために検査・評価を実施し、必要に応じて訓練、指導、助言、その他の援助を行います」とのこと。
さらに、「食べる」も含まれ、「摂食・嚥下の問題にも専門的に対応」とのこと。とても幅広い範囲のお仕事なんですね。
子どもからお年寄りまで、今後ますます頼りにされる仕事ではないでしょうか。
同協会のHPでは、各地域の相談窓口や、言語聴覚士にみてもらえる病院の検索機能もあるので、上記のことなどで何かお困りの時は、相談してみると良いかもしれません。
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休校中の子どもの健康のために…
今朝の朝刊(4月23日付「産経新聞朝刊」)にあった、しもじま内科クリニック院長寄稿の「テレビゲームと肥満」というタイトルが胸に突き刺さりました。。
休校が長引く中で、気をつけてはいるものの、じわじわとゲーム時間やテレビ時間が伸びてしまっていることと、どうしても解消できない運動不足が、常々気になっていたので、まさにグサっときた感じです。。。
恐る恐る、記事を読んでみました。
肥満のおもな原因は、お菓子やジュースの「ながら食べ・ながら飲み」?
記事によると、テレビやパソコンの前に座っている時間や、スマホやゲーム機の使用時間が長くなると、肥満になっていくということが、さまざまな研究から示されている、とのこと。でも、その肥満の原因は、テレビやゲームばかりしているから運動不足になる、というわけではないそうです。
それよりも肥満の最も大きな原因は、それらをしながらスナック類やジュースなどをたくさん食べたり飲んだりしてしまうこと、とのこと。
また、ゲームのやりすぎなどで夜更かししたり、睡眠不足になることも、食欲を刺激してしまうそうです。
そして、運動不足は体重とはそれほど関係ないとしても、体の機能や情緒などには大きく影響するので、体を動かすことは大事と綴られていました。
もぐ もぐ もぐ で、食べ方の意識改革!
こうした「ながら食べ・ながら飲み」は、テレビを見たりゲームをしている時だけでなく、今の家に篭りがちの生活では起こりがち。勉強や仕事の合間に、なんか口寂しくて、なんか刺激がほしくて、つい手持無沙汰で、いろんな理由で、ついお菓子に手が伸びてしまいます。。
そういえば、アメリカの在住の友達が、「ロックダウン生活は食べることしか楽しみがなくなって超太るから注意して!!」と言っていました。
そんな記事を読んだり、お友達からの話を聞いたりして、改めて「もぐ もぐ もぐ」とゆっくりと良く噛んで食べることの大切さを思い知りました。
(ちなみに、ひとくちの咀嚼回数は「30回」が望ましいそうですね。30回噛むって、意識してやってみると、ものすごく多いです!)
咀嚼の効果には、以下の3つの効果も!
また、たくさん噛んで食べることには、こんな効果もあるそうです。
- ダイエット、肥満の予防
- 虫歯、歯周病の予防
- 脳の活性化
以下の記事に詳しく紹介されています(↓)ので、良かったら読んでみてください。
こんな時こそ、家族みんなで「もぐ もぐ もぐ」を意識して、肥満対策しつつ、咀嚼でより健康になりましょう♪
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