まちとこ*オノマトペカード 制作室

「オノマトペの特性を最大限に活用し、子どもたちとことばの世界を広げ、親子のコミュニケーションを楽しんでほしい」という想いから誕生したカードです

発達障害のある子どもの子育て。役立った参考本①

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発達障害のある子どもの子育ては、別物の大変さ…

今回は、オノマトペカードの話からは、ちょっとそれるかもしれませんが、このオノマトペカード制作のきっかけとなった、発達障害の息子の子育てのことを綴りたいと思います。

 

このブログでは、もう何度も書いていることですが、私の息子は3歳の時に自閉症スペクトラム障害と診断されています。

私には2人の子どもがいるのですが、娘(健常)と息子(自閉症スペクトラム障害)の両方を育ててみて、発達障害の子どもの子育ては、まさに別物の大変さでした。

 

娘の場合は、2歳も過ぎると、ほぼ一人前のコミュニケーションができ、「まるで小さな大人だな~」と思ったことをよく覚えています。もちろん、それなりにイヤイヤ期も大変なこともありましたが、そのほとんどが、こちらが想像して理解できる範囲のものだったので、さほど大変だとは思いませんでした。

 

一方、息子の場合は、3歳になっても、まったくコミュニケーションが通じない。行動も、いくらなんでも、「男の子は元気がいいから」では済まされないレベル。言語も思考も通じない宇宙人を相手に、ただひたすら慌て、追いかけまわしているような日々でした。

 

早期に、自閉症スペクトラム障害発達障害のひとつ)と診断されたことは幸いでした。

「脳機能の障害なら仕方ない。私のせいでも、息子のせいでもなかったわけだ。では、この子に関しては、育て方の考えを変えねば…!」と、切り替える良いきっかけになったからです(もちろん当時は、ものすごくショックも受けましたが)。

 

しかし、発達障害とわかったのはいいけれど、とはいえ、この宇宙人をどうやって育てたら良いのかわからない。娘の子育てとは別モノと考えた方が良いし、健常児を育てているママ友に聞いてもあまり参考にならない。

 

なので、息子の子育ては本に頼ることが多かったです。 

そこで、当時とても役立った本や、実際に本の著者にインタビューした記事などを、少しずつこのブログで紹介したいと思います。

 

最初は、この本です。

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■『もしかして、うちの子、発達障害かも!?』/岡田俊・著

題名の通り、1歳半~2歳の頃、「もしかして、うちの子、発達障害かも…?」と思って、検索しまくっていた時に行きついた本です。ネットでいろいろ調べていて、アマゾンでこの本に行き当たった時は、「ギクッ」として、正直買うのが怖かったです。

私は、この本で初めて発達障害のことをきちんと知ったので(それまでニュースなどでチラッと聞くことはありましたが、まるで他人事でした。今となっては申し訳ないことです…)、はじめて発達障害のことを知るにはとても良い本だと思います。

読む前は、「とにかく違ってくれれば…」と祈るような気持ちで読んだのですが、読み終わった後は、発達障害についての、私の変な偏見のような気持ちが消えたことを記憶しています。 

 

この本で、発達障害の大枠のことは理解できました。

「でも、具体的に、日々どうやって遊んだり、コミュニケーションを取ったらいいのか?

「日々の暮らしの具体的なヒントが欲しい!」と思うように。

そこで、次回は、発達障害のある子どもの子育てで、具体的な方法がたくさん載っていて参考になった本を紹介します。

 

※このブログはオノマトペカード製作者スタッフのみんなが交代で書いています。

 

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