まちとこ*オノマトペカード 制作室

「オノマトペの特性を最大限に活用し、子どもたちとことばの世界を広げ、親子のコミュニケーションを楽しんでほしい」という想いから誕生したカードです

たとえ、うまく遊べなくても…

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先日、息子のクラスのお友達たちと30分だけ子どもだけのZoom会をやってみました。親は立ち上げの時にちょっとだけ付き添って、後は基本子ども任せ。なかなか会えない友達たちと画面越しにでも会えて話せて、楽しかったようです。

 

このままずっと感染者数が減ってくれば、6月からは学校が再開されるのでしょうか…? 

休校がはじまって3ヵ月ほど。もはや、この在宅体制にすっかり慣れてしまった親の方が、元の生活に戻れるのか若干不安があります。。。当然同じように、子どもたちの中にも、学校再開にうまく適応できない子が出てきてもおかしくないでしょう。

息子をみてくださっている心理士の先生も、もともと学校に通いにくかった子どもたちにとって、長期休暇は不登校のきっかけになりやすく、今後、不登校の子どもがますます増えるだろう、と危惧していました。

学校側もカリキュラムが詰まってしまい大変な事情があると思いますが、子どもたちが余計なストレスなく、無理ないスタートが切れることを願っている今日この頃です。

 

親の期待通りに、喰いついてくれなかった時は…?

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さて、今回は、カードを購入された方から、時々聞かれる「子どもが思ったように喰いついてくれない時は、どうやって遊んだらいいの?」という質問に、カードの考案・監修者である言語聴覚士の石上志保先生がお答えしてくれました。

 

石上先生のアドバイスによると、お子さんが興味を持たない時は、無理に遊ばせようとせずに、そっとしておいて欲しいとのこと。今は興味を持たなくても、いつか、ふとした時に、また興味を持ってくれるかもしれません。無理にカードを使って遊ばせようとせずに、日常でオノマトペを取り入れて楽しんでほしい、とのことです。

 

そんな思いを込めて、先生と協力してこちらの動画を作りました。ぜひ参考になさってくれればうれしいです(↓)。

youtu.be

 

私の自閉症スペクトラム障害の息子も、2歳~3歳の頃は、親の願うようには、まったく反応してくれませんでした。

 

「このオモチャなら興味を持ってくれるかも?」

「こういう遊具がある公園なら、息子でも楽しんで遊べるかも?」

「動物園にいって実物を見せたら、少しは生き物に興味もってくれるかも?」

など、いろいろ息子が興味を持ってくれるものを探しに探し、、、でも、そのほとんどが徒労に終わりました。。

 

そうして(ちょっとあきらめて?)しばらく放っておくと、忘れた頃に、昔のおもちゃを引っ張り出して遊んでいたり、苦手だった遊具が大好きになっていたり…。 

ですから、どうか「自分の遊び方が悪かったのかも…」と自分を責めたり、「うちの子には無理だったのかも…」などと思わないでほしい。

 

今、7歳となって当時を振り返ると、改めて、石上先生のアドバイスが身に沁みます。

 

 

※このブログはオノマトペカード製作者スタッフのみんなが交代で書いています。

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